現在小児科は手足口病が、内科は新型コロナウイルス感染症の患者様が増えております。特に手足口病は県内でも大きな流行が発生しております。
手足口病はウイルスによる感染症で主に乳幼児を中心に夏季に流行します。潜伏期間は3~5日。症状は発熱、食欲不振、咽頭痛、水疱性発疹(口の中・手のひら・足底・足背の部分)です。特別な治療法はなく対象療法が行われます。痛みで水分摂取ができない場合は脱水症の心配もあるため早めに受診しましょう。
感染症は予防が大切ですので日頃からマスク着用等よる咳エチケット、手洗い、手指消毒、休息と栄養補給を心がけましょう。更に手足口病は症状が改善した後も2~4週間は便の中にウイルスが排泄されます。オムツ交換後やトイレ使用時も気を付けて下さい。